致死の手前のその狭間
【日時】1/25
【種別】目標保護及び原因究明
【目標】一般人複数名
【報酬】関係者の追憶を1上昇させる
コード【濃縮】解放
コード【希釈】解放
椎葉宅で見つかった諸資料は研究データ【8394】にて閲覧できます。(準備中)
~内容~
2週間前から、集団自殺が連続して5件行われました。参加者はいずれも3~6人程度、合計で27人が死亡しています。車内で市販薬と酒類を過剰摂取したのちに練炭による一酸化炭素中毒により、死に至ったとされています。
使用された練炭は現場近くのホームセンターでの購入履歴が残されており、また車はレンタカーであることが確認されていますが、過剰摂取したと思われる市販薬の瓶は見つからず、また各薬局での販売履歴を調べた結果、服用したとされている容量の半分以下の販売履歴しか残されて居ませんでした。
それぞれ直筆の遺書が見つかっており、自殺であることに間違いは無いと思われますが、遺体のすべてから微量なイーコールが検知されているため、疑う余地あると判断し、アルマデル第八支部へ協力が要請されました。
首謀者である可能性が高いとみられる一般人女性に関しては、一月前に実施した健康診断時に検査した血液からイーコールが確認されていませんでした。
彼女は大量殺人犯の容疑者です。万が一の場合を鑑み、相応の準備をお願いします。
本日22時より、六回目の集団自殺が行われると見られています。職員はその場の警察官の指示に従い、原因究明と集団自殺の阻止、目標の保護を行って下さい。
今回は警察本部の協力もあり、一部の権限が警察のもつ特権内であれば、ある一定の強攻策も容認されています。行使する際は発行された手形を見えるところに携帯して下さい。
また、保護した一般人は第八支部内の医療棟に収容し、安全性が確認された後、記憶処理を行ってから一般病棟へ委託して下さい。
【補足情報】
本名椎葉智美(31)、無職。繁華街の外れ、壁際に近い住宅街の、古い木造の一軒家に彼女は一人で住んでいます。1ヶ月程前生活保護の申請に役場へ訪れた記録が残されていませんが、保護対象として認められませんでした。