終末論とエリアーデの仮説

■時刻は朝焼け頃、夜明けと共に職員全員に手渡された物が3つ。一つは【対バグ用ワクチン】アルマデル本部はこの謎のカミサマをバグと呼びそれらを無効化する術式を開発した。それにより、エリアーデの血によってその術式を刻まれた武器でバグへと致命傷を与える事で消滅させる事が出来る。　もう一つは【研究データ:0003】である極秘データであるその内容は前任支部長であるマクスウェル・エリアーデによって発表された終末論であった。人口が一定数以下になるもしくはカミサマやイーコールの濃度が一定数以上になった場合この地球全土をイーコールが侵食し地球という名のカミサマと化してしまう可能性があるとされたものだ。そして、最後のひとつは【ステルスドローン】である。今回の任務以降も全職員に合計３機が割り当てられ、3方向から肉眼では認識できない光学迷彩によって透過された極小型のドローンが君達の様子を24時間監視してリアルタイムで君達を監視する事となる。監視カメラのある場所やプライベート空間では監視機能が一時的に停止するしようとなっている。これによって本格的に動き出したアークやペルソナの抑止をする目論見がある。