文明崩壊
地球外生命体とウイルス、現在の文明水準、オーパーツ、科学武器
150年前、突如として発生したイーコールという微生物は空気中に蔓延し、あらゆる物質を取り込み、そして成り替わって行った。例えるならばそれはスワンプマンだ。※
君を捕食したイーコールが、君と同じ外見と思考と記憶、その他諸々君が持つ者の全てを再現した場合。それは君と呼べるだろうか?
世界中ではその様な現象が無数に発生していた。小石はイーコールに捕食され、小石と瓜二つの未熟なカミサマとなってしまった。
故に人類が其れを発見したころにはもう、正確な数すら認知できない程に世界中に溢れかえっていた。
それが文明崩壊を招いたイーコール、もとい、当時ウイルスと呼ばれた者の正体である。
とある科学者の論文によれば、イーコールには母体が存在し、それらが無数で微細なイーコール達に指示を出していると推測されている。
その母体がいわゆるルクレルク人が地球に招き入れた地球外生命体であるとの指摘もあるが、今となってはその信憑性も確かなものではなくなりつつある。
現在の文明水準は大まかには現代と同じである。
大まかに、と表現したのは一般市民が認識できないアルマデルを始めとする秘密組織では極僅かに復元された近未来的な技術が活用されているからである。
母船ヴィクトリア号からの指令によって行われたプロパガンダの内容に反さない為に、これらの”オーパーツ”は一般人に見つかってはならない。
下記にいくつか”オーパーツ”を記載しておく。キャラメイクの参考に、もしくは攻略の助けになれば幸いである。


アムネジスト
独自の周波数を持つ鉱石。この周波数は生物の記憶中枢に強く影響を与える事が確認されており、アルマデルではこの鉱石を記憶処理の媒介として採用している。
ただし、アムネジストの加工技術は文明崩壊前の産物であり、それを完全に再現するには至らず、今は限られたこの技術を慎重に使う方針となっている。
ただし、アムネジストの加工技術は文明崩壊前の産物であり、それを完全に再現するには至らず、今は限られたこの技術を慎重に使う方針となっている。


支給用高周波カーボンブレード
「ミヅチ」
「ミヅチ」
アルマデルに所属する戦闘員全員に支給される兵装。刃渡りは90cm程で、炭素繊維を編み込んで作り上げた刀身を持っているためかなり丈夫。内部に高周波発生装置を内蔵しておりかなりの切れ味を誇る。扱いやすい武器ではあるがあまり特徴がなく、良くも悪くも無個性な武器。


支給用エネルギーマシンガン
「エルド」
「エルド」
アルマデルに所属する戦闘員全員に支給される兵装。エネルギー弾を弾薬とするマシンガンであり、空中に漂うイオンを吸収してエネルギーを精製する為ほぼ無限に撃つことが可能。ショットガンやライフルなど様々なカスタムが可能であり、同じ支給武器であるミヅチと比べると自由度は高い。カスタムをしていない状態での弾の威力はあまり高くない為、強力な外皮を持つカミサマに対しては有効打にならない。


衝撃吸収式粉砕型大斧
「ガイア=ノヴァ」
「ガイア=ノヴァ」
3mを超える巨大な斧でありその重量は100kg。文字通り叩き切ることを目的とした大斧。刀身付近にある黄色い球体は衝撃を吸収し溜め込む性質を備えており、溜め込んだ衝撃を解放することが可能。これにより相手の攻撃を吸収し、逆に返すというカウンター戦法が可能となる。そうでなくとも、ガイア=ノヴァを叩きつけるだけでかなりの衝撃が発生するため戦うだけで衝撃は吸収される。ただし、吸収できる衝撃には限界があり許容量を越えると吸収されなくなる為注意が必要。


吸血発電機構搭載型近接戦闘用回転鋸
「ヴラド」&「ツェペシュ」
「ヴラド」&「ツェペシュ」
両手に装着して運用する戦闘用回転鋸。内部に血肉を用いて発電する機構を備えており、これによって血肉による切れ味低下を防止するだけでなく、回転率を上昇させることが可能。通常時は毎秒5000回転ほどだが、限界まで発電することで毎秒1万回転に上昇することが可能。つまり、相手を攻撃すればするほどに攻撃力が上昇する。静音加工を施しているため回転時や発電時も音がない。


対カミサマ用長刀
「キン」&「キョウ」
万物断裁式対カミサマ用大剣
「ハサミ」
「キン」&「キョウ」
万物断裁式対カミサマ用大剣
「ハサミ」
二振りの形をした長剣。二振り別々の状態ではただの長剣だが、合体することでハサミ型の大剣となる。この状態では刀身に特殊な電磁波が流れており、地上に存在する物体のほとんどを切断することが可能となる。カミサマに対しても高い切れ味を誇る為、近接戦闘においては強力な武器となる。
ちなみに、ミヅチの改造武器である。


聖銀使用SMG搭載型中近戦闘式対カミサマ用格闘兵器
「Amen-アルファ」
「Amen-ベータ」
「Amen-アルファ」
「Amen-ベータ」
特殊な儀式を施した銀、「聖銀」をふんだんに使用した十字架の形をした武器。トンファーのように運用し、基本的にはサイドに装備されているエネルギーブレードを用いて戦うが、SMGを搭載しているためある程度中距離の敵にも対応可能。弾丸は内部に循環してるエネルギー。このエネルギーだが、アルファは熱く、ベータは冷たい特性を持っている。エネルギーは有限である為無駄うちは禁物。エネルギーが切れた場合はSMGだけでなくブレードも使用不可になる為注意が必要。また、聖銀の特性上霊体のカミサマに対してはより攻撃力が増加する。
ちなみに、エルドの改造武器である。


衝撃発電式電磁パルス型ビームシールド
「ノヴァ」
「ノヴァ」
通常時は75cm程の盾だが、衝撃を受け発電することで特殊な電磁パルスを展開し1.5m程の大きな盾と化す。仕組みとしては、中央の黄色い球体が衝撃を吸収し発電に利用し、電磁パルスを発生させるのである。ノヴァ本体がかなりの頑丈さを誇るが電磁パルスはそれ以上に頑丈であり、また物体を切断することも可能となる為、攻防バランスのとれた武器と化す。また衝撃を吸収するという特性上、相手の攻撃を安全に受け止めることが可能となっている。電磁パルスは使用する度にエネルギーを消費するが、攻撃を受ける度に充電される為、常に積極的な戦闘を意識していれば半永久的に電磁パルスを展開可能。しかしこの衝撃吸収機構は試作品であるため、あまりに長時間電磁パルスを展開しているとオーバーヒートしてしまう恐れがある。
ちなみに、ノヴァの衝撃吸収機構を利用してガイア=ノヴァが設計された。


対カミサマ用形状記憶液体金属式捕縛鞭
「ジョーンズ」
「ジョーンズ」
初のカミサマを捕獲する為に開発された武器。扱いやすいように鞭の形をしている。刃身に特殊な液体金属「インディ」を使用しており、特定の電磁波を流すことで硬質化させることが可能となっている。その為この鞭で相手を捕縛しボディを硬化させることでより捕縛を頑丈にしたり、刃身を真っ直ぐ伸ばして硬質化することで刺突武器に変化させることが可能。インディは内部に収納されており、最大で20mは伸ばすことができる。また、電磁波とは別に電流を流すことも可能であり、エレキロッドとして相手を攻撃したり、捕縛して暴れるカミサマに対して電流を流すことで鎮静化を計ることが可能。


衝撃吸収式格闘篭手
「ブレイク=ノヴァ」
「ブレイク=ノヴァ」
重くて扱いにくいが衝撃を吸収し相手に跳ね返す戦法は使いたい、という要望より生まれた格闘篭手。炭素繊維を編み込んで作り上げられておりかなり丈夫な仕上がりとなっているため長時間の戦闘も可能となっている。手の甲部分にノヴァやガイア=ノヴァと同じ衝撃吸収機構が備わっており、衝撃を溜め込んで相手に返すことが可能。篭手に収まるように設計されている為衝撃を完全に吸収しきれないが、相手を殴った際にさらに衝撃を返すことで敵内部にもダメージを与えることが可能となっている。また、指先を初めとした部位は鋭利に尖っており、小指側の部分は刃になっているため攻撃性能も高い。その分使用者の戦闘スキルに大きく左右される武器となっている。


対カミサマ用ガントレット型攻守兼用兵装
「神狩」
「神狩」
打撃力を増強するガントレット型の武器。先端の拳部分は直径30cm程の半円の特殊合金があり、物を掴むために三本の爪が収納されているが、こちらは戦闘にはあまり向いていない。特殊合金製の拳部分は強度・重量共に高く、これによって放たれた打撃には強大な破壊力が産まれる。また、攻守兼用の通り防御にも優れており、その巨大な腕で敵の攻撃を容易に防ぐ。しかし、攻守兼用を目指した結果重量がかなり高くなってしまったためスピードはあまり出ない。


対カミサマ用包帯型補助兵装
「神狩=弩苦歌」
「神狩=弩苦歌」
一見すると包帯の上に手の甲と基節を保護する板を乗せただけの武器に見えるが、この包帯は強化アラミド繊維を編み込んで作られた防刃防弾耐性に優れた包帯であり、皮膚を剥いで筋肉の上に直接幾重にも巻かれている。また手の甲と基節を保護する板は超合金製のため非常に丈夫で、骨に直接ネジを打って固定している。
名前の通りこの兵装は「神狩」の下に装着する兵装であり、「神狩」が使用不可能になったり不必要になった際はパージして「弩苦歌」が現れる。攻守をバランスよく行うための「神狩」と比べると守を捨てて攻だけを重視した作りとなっており重量は非常に軽く、しかし体を破壊せぬように丈夫な作りとなっておりサポーターのような役割を果たしている。
左手の手の甲には「神」、右手の手の甲には「狩」と書いている。


対カミサマ用エネルギースナイパーライフル
「エルド=SRC」
「エルド=SRC」
エルドを改造し開発された全長2mのスナイパーライフルで、空気中のイーコールをエネルギーとし、レーザーとして射出するエネルギーライフル。3つある増幅変換器を使用することでイーコールを強力なエネルギーに変換する為、リロードは必要ないが1発撃つ度に約3秒のチャージが必要。しかしその威力はかなり高く、1mの厚さのある鉄板を易々と貫く。
レーザーの太さは5mm〜20cmまで調節可能。最大まで補足した場合の射程は20km。最大まで太くした場合の射程は10mまでとなっている。スコープは最大50倍率で、暗視モード、赤外線モードなどに変更可能。


対カミサマ用エネルギーショットガン
「エルド=SG」
「エルド=SG」
エルドを改造し開発されたショットガンで、空気中のイーコールをエネルギーとし、エネルギー弾として射出するエネルギーショットガン。1回の射撃で7発のエネルギー弾を六角形の形で撃ち出す。近距離におけるその威力は非常に高く、1発で大木も易々と破壊する。反面連射力は高くなく、1秒の射撃間隔がある。


対硬質物用破砕直刀
「双牙」
「双牙」
外殻の硬い敵用に開発された切断よりも破壊に重きを置いた2振りの剣。片側の刃には細かな突起が着いており、これを用いて硬い物体を切り裂くことが可能となっている。その威力は使い手にもよるが、鉄パイプ程度なら易々と破壊できる。しかし破壊力が高い反面切断する能力は低い為柔らかい物体への攻撃は不得手。そのため逆側には通常の刃もある。
根元の部分には鎖が伸びており手枷と繋がっている。そのため手枷を装着し、双牙を投擲して攻撃することも可能。
2021/9/21