他国と貿易

移住はできるの?物流は?連絡は?

 移住は可能だが、基本的に防壁外へ一般人を連れ出す事は禁止されている。しかし、移住は特例的にもしくは定期的に認められる。
 転移装置による他の領地へと転移する方法があり、かなりの原動力が必要と成る為、半年に1度だけ別領土への移住が認められている。
 その際には複数個用意したホログラムによる疑似航空機体験などを用い、あたかも一般公共交通機関を使ったかのように錯覚させて移住の受け入れを行っている。

 物流に関しても同じく転移装置によって半年に一度の仕入れを行っているが、ごく自然な物流を偽装する為に、倉庫に大量に隠し持ち、徐々に市場にばら撒いている。また、各領土等しく防壁外に出て狩猟や漁業は不可能となってしまって居る為、類似品を加工し、あたかも鮮魚や精肉の様にして市場に出荷していることが多く、その原材料や加工方法については支部長以下上位3階級クラスの職員にしか知らされていない。

 連絡自体は可能であり、従来の基地局をコードや近未来の技術(オーパーツ)を用いて強化し何不自由なく”現代社会同様”の連絡手段が活用できるようになっている。

2021/9/21