研究員

就任から生活まで、シキガミ、特異点
特権階級
一般局員
奴隷階級

 研究員の殆どが支部長を含む幹部によるスカウトをうけ研究員となる。また、カミサマの影響を受けてしまった、もしくは奇跡的にイーコールを適正量摂取してしまった事によって、一般的な日常生活が送れなくなった者がそのまま研究員になる場合もあるようだ。
 カミサマの影響を受けてしまった場合、または人格を有するカミサマの場合、アルマデルが管理および制御できると判断した個体に限り、研究員として採用される。彼らは特殊H.O.シキガミや特異点といった立場になるだろう。

 以降は暫くの間を研修員として過ごし、最短で半年の研修を終えると適合試験の結果に見合った小隊もしくは研究チームに配属されることとなる。
 また、3年以内の離職率は殉職も含め84%であり、その殆どが殉職によるものであると人事部の責任者は発表した。故に人の入れ替わりがかなり激しく、互いに初対面の状態で共同任務に当たることも少なくない。

 研究員にはそれぞれの階級によって制服が支給される。ただし、人類復興機関アルマデルについて一般市民に知られてはいけないという制約により、殆ど制服を着る機会は無い。あくまでこの組織の正装という認識で問題ない。重要な任務、此処一番の見せ場での着用をオススメする。基本的には服装は自由である。

 食事に関して、研究員たちは無償で配給食を任意で摂る事ができる。社員食堂にて社員証か身分証明書を見せるだけで108種類のレギュラーメニューに加え、毎日3種類ずつの日替わりメニューから任意の食事を選ぶことができる。基本的にはかなり腕の良い料理人たちが雇用されている為、ハズレはない……が、稀に紛れ込む『味噌ラズベリー納豆丼』は命が惜しければ注文しないことだ。

 研究員たちは基本的に社員寮での生活が推奨されている。申請さえ通れば敷地外で一般人と同じように一般家庭で生活することも可能だが、情報漏洩を危惧しアルマデルの敷地外に居住する場合はその家屋と敷地内に敷地面積と間取りに合わせた複数の隠しカメラの設置が義務付けられ、24時間監視されることとなる。

 シキガミや特異点に関しては、上記の研究員たちとほとんど同じ環境で生活できるが、毎日のカウンセリングや定期的な脳波の計測、また食事などの摂取量の記録が義務付けられている。

支給品

【ステルスドローン】
全職員に合計3機が割り当てられている。
肉眼では認識できない光学迷彩によって透過された極小型のドローンが、自動操縦で君達を追い、3方向から24時間監視しリアルタイムでデータがサーバールームおよび管制室へと送信される。監視カメラのある場所やプライベート空間では監視機能が一時的に停止する仕様となっている。
これによって本格的に動き出したアークやペルソナの抑止をする目論見がある。

【汎用型対異能ワクチン】
対象者のDNAと混合して使用可能となるコードの刻まれた札。使用した者には対象者の異能力が機能しなくなる。

2021/9/21