終末論とエリアーデの仮説

　イーコールやカミサマの研究をしているうちに判明した、世界の構造。
『この世界はコンピュータープログラムの様に複雑なコードとプログラムによって構築されている』という事。そして、カミサマはそのプログラムやコードを部分的に、かつ局所的にそれを活用するという事が確認されている。
　我々アルマデルではその性質を再現し、コードを人間でも理解できる形に改変し、活用している。
　
　コードの活用方法は大きく分けて二つである。
　ひとつは能力の説明文を解放したコードと一時的に交換して能力の効果を変貌させる方法である。例えば「腕から火炎を射出する能力」と、「電流」というコードがあった場合、「腕から“電流“を射出する能力」に変貌させる事が可能である。
　原則として文章の意味が成立している事。また、抽象的なコードなどの場合や曖昧な効果内容となった場合は理に適う解釈であれば任意の効果を決めて良い事とする。

【またこの時、使ったコードは翌日まで再度使用は出来なくなる。更にコードを入れ替える際には侵蝕度が1上昇する。】

　二つ目の活用方法は、特殊H.O.術式血統による聖遺物(レリック)の製造である。『電流』のコードを特殊なインク『エリアーデの血』によって小石に刻めば、電流を纏う小石の出来上がりだ。

　コードは、イベントへの参加と日常ロルでのカミサマの研究で入手可能である。カミサマ一覧にあるカミサマについて討伐や研究などをすることにより、調査回数に応じて貰える調査報酬の中に、コードの解放が含まれている。
　解放されたコードは解放した本人以外も活用できるので、研究データに共有しておくことを推奨する。