終末論とエリアーデの仮説

【名前】ハリィ・バンホーテン
【性別】女性
【年齢】28
【容姿】
ウェーブがかかった黒髪の短髪が特徴の女性。背は若干低めで、年齢よりかなり若く見れるのを気にしている。職務柄メカニックの類に近いため、改まった場以外では制服より作業着でいることが多く、袖を腰に結んだインナー姿で歩いていることも多い。現在は任務中に右腕と右脚を失ったため、破損したアンドロイドの予備パーツを流用して無理やり体のパーツをでっち上げている。特に人間の手足に近づけるような細工はされておらず、大きさも合っているとは言い難い。服などで隠している範疇ではギリギリ人目についてもどうにかはなるが、それを剥げば言ってしまえば半ば金属製のアームがとび出た格好である。代わりに右脚部分をエネルギータンクとして活用し、高出力大口径に改装したエルド＝SRC (本人はこの兵装を『ダインスレイヴ』と名付けている)を右肩から上腕部にかけて任意でマウント可能なように組み込んでいる。また、治療やリハビリ期間中に散髪出来なかったことでかなり髪が伸びたが、メッシュで染色していた方の色味に合わせ茶髪に染め、短く切り直すのも億劫であり手間なのでそのまま伸ばしっぱなしである。
【性格】
男勝りで粗暴かつ、好戦的な性格。短気で口汚くヘビースモーカーな爆破狂というやや危なげに見える人物像だが、内面的には純粋かつ几帳面な部類であり、見えにくいが人間的な細やかさ、付き合いが深くなるとそれなりに乙女な一面も見せることもある。最近の趣味はプラモデルと金魚。
【所属】アルマデル第八支部・外部顧問
【戦闘】9
　┗/射撃×3/回避×3/破壊工作×2/爆弾
【探索】13
　┗/建築学×4/解体（建築物）×3/発破/物理学/環境学/語学/電子工学/機械工学
【容量】3
【能力】硝煙皇女（レイナ・デ・ラグリマ）

第一段階

40～50cm程の双発爆撃機の像を持つ能力。

ドローンのように遠隔操作することが出来、搭載された機銃や爆弾で攻撃を行う。爆撃機であるため装甲が硬い代わりに旋回能力など機動性はあまり高くはないものの、直線的な速さについては十分に脅威であり、武器の威力は非常に高く、機銃もミニチュアサイズながら大口径のアサルトライフルや軽機関銃並で、爆弾に関しては全力でばらまけば本物の航空爆弾に匹敵する。容量あたりの稼働時間も長く、追跡や持久戦に向いている。

ただし、機体自体のパワーは本体と同様かやや上回る程度であり、およそ人間並。そのため一度捕まると力比べでは不利に回ることも多く、あくまで目で見て自分が遠隔操作するため、目視圏内でしか基本的には操ることが出来ない（数メートルから数十メートルほどが行動可能な距離）。機体の状態と本体の状態はある程度リンクしており、本体が疲弊したりダメージを受けたりすると、機体も弾切れを起こしたり、破損したりする。このため容量あたりの稼働時間が長い代わりに、本体の方がダメージを受けてしまうと、容量を消費して再発動しても体力の方が回復していないのでボロボロのまま、というデメリットが付随する。

第二段階

第一段階と大部分は同じだが、『〜をした相手を攻撃する』などの条件を口頭で命令することで、視界外でも自動で戦闘を行える機能を持つ。設定できる条件は三つまでで、個人名や個体名など、その対象を知っている前提の指示はできない。誰が見てもわかるような『赤い服を着た相手を追う』や『水を飲んだ相手を攻撃する』などの指示しか認識できないので大雑把であり使い勝手は悪いが、本体が気づいていなくともその条件を満たせば攻撃を開始するため、有事にはレーダー代わりとしても扱うことが出来る。なお、この状態では原則爆弾は投下せず、機銃だけで戦闘を行う。

【聖遺物】ダーティ・ドッグ

『産む』のコードが刻まれた手榴弾。二つの手榴弾同士を軽くうちあわせることで一つ増加する。
火薬やペアリングなども自己流で組み上げた逸品であり、本人曰く「芸術」という破壊力を持つ。

【備考】=第三支部
第三支部から来た助っ人でもあり、その前職は建築家だったという経歴を持つ女性。売り出し中の秀才として活躍しつつ解体作業に特に自信を持っており、重機による普通の解体作業から爆破解体まで取り憑かれたように修めた。これには製図、物理学、デザインなど座学の素養に乏しかったため、ある程度のところまで身体で覚えられる解体から逆説的に建築学を学んだがゆえであり、理論を言葉で説明するのは下手（というかできない）で、どちらかというとエンジニアよりは叩き上げの大工のような方面が近い。そのため物を壊す技術については折り紙付きだが、それに調子に乗って自分が指揮した作業中に同僚を亡くしたこと、そしてその最中すら建物が崩れさる様子を見て美しいと感じてしまったことを強い罪悪感として背負っている。この事件で職を失い、国内、または移住が可能なタイミングなら国外へと放浪を繰り返していた際、防壁や支部施設の維持などを担当する職員としてアルマデルに所属。イーコールの適性があったことから戦闘と技術屋の二刀流に。

創る側としてのプライドも捨ててはおらず、カミサマの被害には建造物を始め都市を作っている人の思いを知るからこそ怒りを覚えられる、正義感のある人物であり、不器用ながら責任感も強い。そのため異国での仕事に口では不満げにしているが、自分から人手不足の第八支部に出向した。現在の役割は、言わば戦闘工兵。爆発物の運用や測量のノウハウを用いたトラップのプロフェッショナルであり、基地や防壁の立て直しやメンテナンスの指揮、場合によっては野戦築城もお手の物。主要な武装としては設置型爆弾や手榴弾。また、オーパーツにはない火薬の「味わい」があるとして38口径のリボルバーを用いる。

『特異点(シンギュラリティ)一つで随分調子良さそうじゃないか......嬉しいかい？科学的に読み解いたモノとは別ベクトルの温かみが。矢鱈尊く見えるエラーコードが。シナプス発火の様な演算ユニットの稼働が。鉄の身体で誰かを優しく包む感覚が。
いやはや結構大いに結構ッ！！！素晴らしき事だよ屑鉄の同胞！存分に紛い物の色彩を冷たいパーツの細部まで受けると良い。

...............ああそうだ。最後に一つ。くれぐれも。くれぐれも勘違いだけはしない様に。嗚呼いや、勘違いと言う言葉すら半導体に鉄を重ねただけの我々の身には余るか。[演算ミス]を起こさない様に。人間様の踏み台として使い捨てられるが唯一つの理由だ。ヒトの台地に此の歪な足を衝けるに足るな。

では職務の続行を。n番の屑鉄よ。』

【名前】Dlete：OXI-άνθρωπος(デリート：オーヒ-アンスロポス)
【性別】外装 / 音声プリセット：男性型
【年齢】製造日：■■■■/■■/■■
　　　　経年：9年
【容姿】機体サイズ : 175㎝ / 重量 : 80kg
機械故“端正”。機械故“理想的”。其れは解り易く〝整った顔立ち〟であり、〝引き締まった肉体〟である。技術の粋が生んだ科学と化学の権化は、異音一つ無く144の関節を駆動させる。透き通った黄金色のレンズは16K1000fpsで此の世界と言う映像情報を処理し、傷みの無い頭髪は一般的に「オールバック」と呼称される形に。衣服に拘りは無くシンプルに黒のシャツやスキニーを着用している事が多い。

〖行動プリセット〗
固定プログラム - OFF
演算 - ON
┗最優先守護対象：動物界脊索動物門脊椎動物亜門哺乳網サル目真猿亜目狭鼻下目ヒト上科ヒト科ヒト属 - 学名 : Homo sapiens

＿＿5年前に書き換えがありました - unknown

【性格】
一言で言い表すならば人間至上主義。価値基準が『ヒト』か『それ以外』かしか無く、何よりもヒトを大切にする。あくまで“二番目”と言うだけであり、酷く差別している訳では無い。表情こそ固いが基本的には敬語で物腰柔らか。高性能AIである以上高速演算とネットワークへの通信に依る莫大な知識を持つ為、理知的な立ち振る舞いが多い。偏り在る思考は此の機械の分類が〖警護用ヒューマノイド〗である事に起因するが、些か過剰だと思われても可笑しく無い様な言動が見られるのも事実である。

此の機械は『それ以外』が『ヒト』を超えようとする事を許さない。真似る事を許さない。対等だと宣う事を許さない。其れ等一切を「偽り」だと否定し認めない。

此の機械は。人工知能を有する機械の〝ERORR〟を決して許さない。

【所属】アルマデル第3支部 05番小隊 小隊長
【戦闘】10
　┗/精密動作×3/機動力×3/高出力×2/演算×2
【探索】4
　┗検索×2/演算/医学
【容量】6
【能力】JUNCTURE-REDLINE(ジャンクチャー-レッドライン)
CAUTION：このプロトコルには未知の要素-イーコール-が含まれています。

喩えるならばオーバークロック。演算機構・運動機構の上限を強制的に突破させる。
此の世界のエラーたるイーコールに鉄屑の身体を軋ませ、彼はヒトを護る為疾駆する。
効果：効果時間の間、8面ダイスの出目を使用時の各ライセンスに乗算した数値を得る。発動したロルを含め自身のロル2個分の間有効。

【備考】特殊HO : 機動要塞
被検体:508の1日3度の殺害を担当 - 現状支障無く継続中

【名前】鈴之芽　景燵(すずのめ　かげたつ）
【性別】男
【年齢】21
【容姿】身長は170cmほどであり、かなり細身である。白い髪をしているが本人曰く後天的なものだとか。左の頬に目立つ傷があり、更には腕にもいくつか傷がある。服装は和装であり刀を一太刀帯びている。
【性格】物事をズバズバ言っていくタイプであり、彼が１番嫌いなのは【実力と理想が噛み合っていない人】である。逆にそれ以外の人物については特に好き嫌いは無い。話し方は少し古風的であり最近流行りのものやカタカナ語には弱い。
【所属】9番小隊(所属しているだけで特に何かしている訳ではない）
【戦闘】13(6　2　2　2　1）
居合6　剣術2　危険察知2　回避2　受け流し
【探索】5(2　1　1　1）
話術2・視覚・心理学・危険察知
【容量】2
【能力】日輪の目:何も見えてなかった儂への罪
第1段階:視覚を限界使用する能力。視覚を限界まで使用することで自発的にタキサイキア現象(事故等の突発的な危険状態になったときに景色がスローモーションで見え時間が長く感じられる現象)を引き起こしたり、対象の隠された装備や筋肉の動きによる予測など視覚情報を多く得ること等ができる。極端に言えばとてつもなく目が良くなる。発動したターンを合わせて4ロル分しか効果は使えず、その直後の1ロルは莫大な情報量により脳の負担が大きいため全ライセンスを使用出来なくなる。また脳への負担が大きいという特性な為連続使用は不可能であり、再度使用する場合は5ロル開けなければならない。
第２段階:罪を懺悔することにより開放。第１段階の性質に加え視界内の相手の能力やライセンスまでも確認することが出来、さらに少し先の未来(1ロル先）も見ることが可能になる。イコールとの適合率も上がり脳が莫大な情報量に対応しようとするが元はただの人間。デメリットは軽くなっても消すことは出来ず、直後1ロルに1d2をし1の場合は戦闘系、2の場合は探索系を使用不可になる。使用時間は第１段階と一緒であり再度使用できるのは3ロル後。
【備考】神託の贄
彼はイコールへの適応力が異様に高くなっている。彼がイコールへの適応力が異様に高いのは彼の体に・・・(ここから先は書かれていない。）

【名前】七五三野　紫苑（ナゴミノ　シオン）
【性別】女性の姿
【年齢】約二十代の外見
　実年齢は本人も覚えていないとの事

【容姿】
　身長169cm、平均より少し高い身長に加えヒール7cmのショートブーツを。顔立ちの良さを自称するが彼女の目元は重い前髪で隠されたまま、人前にさらす事は滅多にない。目の代わりとでも言わんばかりに緩くふにゃりとした口元は良く動く。髪は酷いくせ毛でうねる煙のような薄い灰色。毛先は常に風に流されているかの様に揺れている。ぱさついた纏まりのない髪を長めの襟足だけ残したまま、後頭部で団子状に一纏め。頭頂部からはくるりとはねた小さな髪束を生やす。
左前に合わせた着物を着崩し、左腕を完全にさらす形で身にまとう事が多い。人々に紛れ込む為洋服を身に纏う事もあるが、どの服装の場合も身体の形がはっきりと分からないような緩い服装を好み、常にベルトやホルダーで道具や武器を隠し持つ。

【性格】
のらりくらりとして何処か掴めない。離職率84%のアルマデルに在籍する研究員とは思えないほど自由奔放であり、それと同時に女性の姿をした煙の怪のカミサマでもある。カミサマでありながら現代の文化や言葉、道具を容易に理解し適応して見せるが、“忘れっぽい”のが玉に瑕。また、女性に対して甘言を囁く姿がよく見かけられる上に手癖が悪い。
自身の事をお姉さん、もしくは格好つけようと私(わたくし)なんて名乗ることも。好きなものは煙草とかわいい女の子。嫌いな物は火災報知器。禁煙の掲示と煙草の苦手な女の子がいなければ吸い続けるチェーンスモーカーな為、彼女から甘い匂いが消える事は無い。

【所属】07番小隊　探索班
【戦闘】（５）
　┗/小細工、警戒、逃げ足、回避×2、
【探索】（１２）
　┗/小細工、言いくるめ、パルクール、隠避×2、察知×7
【容量】（３）

【能力】
〈告白〉『妖煙たるやその姿』
自身の身体を煙にして操る。
煙にした部位はその煙の濃度に比例する形で人間の構造から煙としての性質に書き変わる。
凝視して知覚できるほどの薄い煙では操作するのがやっと。筋力などの身体機能は人型の形態時よりかは少し劣るものの、高濃度の状態では手足が伸縮するかの様な動きが可能となる。
〈懺悔〉『？？？』

【備考】　S.HO『シキガミ』
……『七五三野　紫苑』は Oba_2968_JPN：通称 尾花村から発見された派生型カミサマであり、07番小隊 探索班研究員として所属する『シキガミ』である。知能、自我を持つ人型のカミサマであるが、身体の全てを細胞ではなく煙から構成されている。煙は高濃度、高密度に圧縮されており、 煙でありながら人体と同一の構造、強度、柔軟性を持つ。唾液などの体液もまた煙から構成される物である為、研究員は間違っても体内に含まないよう注意する事。
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『いや～こんなこと書かれちゃってさぁ...もうお姉さん困っちまうよぉ～
だぁって、あんまりにも酷いと思わない？　“キスの一つもダメ”っていうんだぜぇ？
…え？“粘膜以外にすればいい”？お姉さんとの熱烈なキス、したくないのかい！？！？！


あぁ、いやまぁ...冗談としたって
＿＿＿＿ “ お別れが一言だけ ” なんてのはすこぉし、寂しすぎるとは思わないかい？』

「知ってる？ヒトが死んだら、どこに行くのか。……カミサマは、死んだらどこに行くんだろう、ね。」
【名前】雨夜鳥　志乃紀（アマヤドリ　シノギ）
【性別】女
【年齢】16
【容姿】156cm、肩につかないほど短い栗毛に赤い大きなカーディガンが特徴的。左手の薬指が欠損しているためか手を出したがらず、肌の露出が多い服は好まない。画像参照
【性格】柔和で温厚。気分屋で、集団行動や規律に則った行動が苦手。年の割に言動が幼く、また稚拙である。人の気持ちを考えて行動することが苦手なため、無意識にデリカシーのないことを言ったり傷つけることを言ってしまう癖があるが、本人に悪気がないためなにかあれば悩まず言うこと。
【所属】アルマデル第八支部 13小隊医療係
【戦闘】3
　┗/回避、医療、投擲
【探索】11
　┗/洞察3、隠秘2、器用、手芸、園芸、医療、物語、諦観
【容量】6
【能力】「できることなら、あの時のように。」
　自分の触れたものの状態を、消費する容量×1ロル分遡らせる。
　齧られたりんごへ触れ能力を使えば元の完全なりんごへ戻り、齧った当人の体内からりんごは消滅する。が、齧った際に感じた味や食感などの記憶が消えることはなく、『齧った』という事実が無くなる訳では無い。
　また、傷口に触れれば裂傷は治り、その際に流した血液なども元に戻るが、血液に触れても裂傷は治らず、本人の血管内へ移動するのみである。痛みや刺された記憶が消える訳ではなく、また事実が消える訳では無い。
　ただし、記憶媒体に触れて使用する事で記憶をなかったことにすることは可能である。
【備考】=代替の器
　他者が死亡した際、自身の部位を1つ（全身の10％以上）犠牲にして対象を蘇生する事ができる。
　また、自身の部位を1つ（全身の10％以上）犠牲にする事で自他問わず任意の相手１人の容量を全回復させる事が出来る。

　大事なものを大事にする方法がわからない。大事な人を幸せにする方法がわからない。
大事に思って壊れてしまうなら、愛してしまって離れるなら。
いつか私も、誰かのために自分自身を手放すなら。

誰も、何も。大事になんて、思わなくていいの。

「くふ、ふふ。なにそれ、へんなの。」
「ん、ふふ。へへ、かわいーでしょう。カーディガンね、昔お世話になってた人にもらったの。」
「ゆめ？夢は……えっとね。わすれちゃった。」

｢自己紹介をしましょう。｣
【名前】コール・フロム・ザ・メトロデッド
【性別】男
【年齢】25歳
【容姿】黒いシルクハットに、胸がはだけたベルトだらけの白い燕尾服のようなものを身につけた異形。
はだけた胸から覗くのは、胸よりの腕の付け根に1筋づつ縫い目と、頭と切り離された首元からだらりと適当に巻かれた包帯である。
【性格】饒舌で愉快な、煩い彼は今日も奇術師。
声色は煩わしけれど、彼はハット通りの紳士だ。
彼は人を殺すこと、見殺しにすること、根性を振り絞らないことを罪としており、そして人を守ること、見守ること、根性を振り絞ることを正義とする、『英雄』だ。トロッコ問題に答えられないほど不器用な、そういう男だ。だが最後には我が身を捨てるか『トリック』をひねり出す、そういう男だ。
流れるままに、あるべきままに生きる彼は、人一倍に才がなかった。だから根だけは強くあったのだ。
しかし未熟であるのは変わらない。深い理由のある殺人は責めきれない。踏み出せない一歩はよく理解している。それ故に、罪を罪として抱くのである。
そうして償いを求め、彼は罪を犯すことができない。未熟なままの、それが彼なのだ。
名に背負うそれが咎めるから。

それがどれだけ愚かな選択でも。
【所属】アルマデル第8支部6番小隊所属『小間使』
しぶとく替えの効く者に向く仕事だろう。
伝達係であったり、僻地の探査、テレポートパッドの設置など、危険な雑務をこなす。
彼は自分にできることを考えて自ら志願した。
【戦闘】奇術×5、根性、ダンス、スキャット
ダンス、スキャットは経験の上でようやっと手に入れた技術であり、根性はその技術を手に入れるまでの道のりにある。
彼には『見せること』しかなかったのだ。磨いてもその道の頂点に行くことはなかったが、それでも磨くことをやめない。彼には根性が備わっているのである。
【探索】バイク運転、車運転
小間使ゆえ、移動手段として運転は叩き込まれた。
【容量】5
【能力】｢そーんな無粋なこと聞きますかあ…種明かしって本当は奇術師界の禁忌なんですよ。…なんて、まだわかってないだけですけどね。そういうわけで小間使です、えーどーも。｣
【備考】彼は『愚者の鐵』である。
【SV】｢私はしがない奇術師コールフロムザメトロデッド、短くで結構メトロデッド！！！マジック一つに歓声百つ(ももつ)、必ず唸らせてみせましょう。その声はまさに私にとっての栄光、それが私の喜びそのもの。
声高らかに呼びたもう叫びたもう！
コールフロムザメトロデッド、いつでも君の、
コールの側に。｣
｢…とまあ、名乗り口上はここまでに、僕の名前は『コールフロムザメトロデッド』。なが～い名前ですけど、結構趣あると思いません？まあなんと言われようが気に入ってるから変える気はないんですけどね、実際言われたらもちろん僕だって傷つきますけど。まあまあ、メトロだとかコールだとか、お好きなようにお呼びくださいな。｣

「は、はぁああぁぁあっ！ぼぼ、僕は怪しいものではございません〜っ！！うひぃ〜っ！！」

【名前】十闇 羽々田（とやみ はばた）
【性別】男
【年齢】17
【容姿】身長170cm、ギョロリとした大きな目の右側に眼帯を着け、紫がかった黒のハネた髪を後ろで小さく結んでおり、黒紫色のブレザーをシャツの上から雑に羽織り紫と緑の不気味な色合いのネクタイを首に着けている。
【性格】一人称は僕、二人称はあなた（又は名前に『さん』付け）。ひたすらネガティブでビビりな小心者。何故か人から疑われやすく更には不幸体質であり、事あるごとに神様（『カミサマ』ではない）に助けを求めている。
重度の中二病で、自身の能力を使った技に夜な夜なイタい名前をつけている。

「ひぇえ〜〜〜っ！すすす、すみませんんんっ！か、神様、助けてくださいぃ〜〜〜っ！！！…あ！え、えっと、僕の言う『神様』は『カミサマ』とは違ってぇ…そ、そんな目で見ないでくださいぃ！！」

【所属】アルマデル6番小隊　監視班
【戦闘】6
　┗/ナイフ×3/瞬発力×3
【探索】7
　┗/目星×2/お祈り×3/オカルト×2
【容量】7
【能力】闇き翼の悪夢（ダークネスウィング・ド・ナイトメア）
［告白］
真っ暗な闇で形成された翼を生やし飛行する能力。一回の能力仕様で飛行できる時間は2時間。
形成された翼に物理干渉は不能。
[懺悔]
不明。
【備考】=「ドルイド」
彼の罪は「祈って」しまった事である。

＿＿もう、ここでは祈りは通用しない。

【名前】奈 々(イカンセン オナジ)
【性別】男
【年齢】11
【容姿】身長1.45m、体重42kg。パーカーにモッズコートとキャップ。髪型は片目隠れのミドルポニーの黒髪。体付きは至って中性的で痩せ型である。肌は褐色で優しげな表情が頻繁に見られる。
【性格】一人称は僕、二人称は君やお兄さんやお姉さんなど。比較的世間知らずで何にでも興味を抱き、自分から歩み寄る社交性がある。他人と比べる事をせず良い事は良いと言える純粋な感性を持ち合わせている。
【所属】アルマデル第八支部5番小隊保護対象管理係
【戦闘】3
　┗化学知識/医学知識/薬学知識
【探索】12
　┗化学知識/医学知識/薬学知識
　　神様知識/植物知識/動物知識
　　知的欲求/視覚情報/聴覚情報
　　嗅覚情報/記憶能力/容姿端麗
【容量】5
【能力】Dr.feel good :-)
触れた対象から毒素や有害物質を抜き取り体内に格納出来る。また、格納した物質からの悪影響は全て取り払われ無効化される。格納した物質は任意で体表から排出可能である。
【備考】=正義の糧
ひとり生き抜く術も無く街を放浪している時にスズシロ支部長にスカウトされ今に至る。通常業務は保護サイトに格納されているカミサマやその被害者の世話など。いわゆるいきものがかりである。身寄りの無い孤児の割には多くの専門知識に長けており、それが能力の罪悪に関係していると思われる。

https://twitter.com/liar_0a/status/1450512478975107073?s=21

【名前】ダン・デルヴィーニュ
【性別】男
【年齢】48
【容姿】身長1.90m、体重60kg。くそダサTシャツに真っ赤な甚兵衛を羽織り、短裾のスウェットパンツと草履を愛用しているボサボサ銀髪のおじさん。病的な程に白い肌と垂れ目のせいで病弱に見え過ぎるが実際は至極健康体である。
【性格】一人称は私、二人称は君や嬢ちゃん、あんさん。皮肉屋で冗句好き。酒と煙草と博打をこよなく愛している。
【所属】アルマデル第八支部2番小隊医療班
【戦闘】10
　┗医学知識×10
【探索】10
　┗医学知識×10
【容量】5
【能力】théâtre.exe
彼が発した音が届く範囲の地形情報を病棟に書き換えることが可能である。また、書き変わった病棟内の設備や道具はイーコールを吸収する性質がある。
【備考】=第三支部
元解剖医。無数の遺体を解剖し、その末路を読み取り、毎日の様に悲劇のその先を見つめてきた。解剖医としては名医であったが、またそれに反して彼は人が好過ぎた。いつしか心を傷め、第三支部から離れ第八支部へと流れ着いた。此処ではその知識を活かし外科手術などを中心に研究員たちの支援を行なっている。好きな飲み物はドロリ濃厚いもけんぴサイダー巨峰&ジンギスカン味。

【名前】雨晴 高良(あまはら たかよし)
【性別】男
【年齢】32
【容姿】身長は174cm、体重が約70kg。彫りの深い顔つきをしていて、適度に切り揃えた顎髭がトレードマーク。服装は時によりマチマチ。
【性格】温厚な性格ではあるが無愛想であり、不器用な癖にお人好し。仕事に対する意識は前向きで、慣れてきた部下には砕けた表情も見せるらしい。また、彼は暴力でねじふせるようなやり方があまり好きでは無い。出来る限り、話し合いや示談で問題を解決しようとするだろう。
寿司が好物で、最近はお酒にハマりつつあるそう。
【所属】アルマデル第八支部 01番小隊 小隊長

【戦闘】14
　┗/聴力/回避×2/斧術×2/怪力×4/殺意×5

【探索】6
　┗/聴力/地理/知識(現代建造物)/知識(燃焼化学)/知識(救助活動)/運転

【容量】0
【レリック】ブッチャーの手袋
"殺意"のコードが刻まれたゴム手袋。着用した者が強い殺意を抱くと、着用者にピッタリなサイズへと変化した上で、ライセンス：怪力×10程度の膂力が付加される。
【備考】
《彼は、一般局員である。》

彼は20代の頃に消防官として働き、とある大火災の現場で炎と殺意のカミサマに遭遇した。彼は恐怖に包まれながらも消火オノを振るい、燃え尽きかけていたソレを手に掛けた。その結果、彼はイーコールに侵され、アルマデルに収容された。
炎とは命を奪う暴力でしかないと忌み嫌っていたが、それを能力として操り、修羅場を生き残った。そして、いつかこの身を焼き尽くすであろう獄炎は、誰かを救う為に使おうと決心した。いつでも炎に身を尽くすことが出来るように心掛けた。

彼はまだ、上手くやった方なのだろう。組織内に潜んでいた裏切り者を始末する為に獄炎に飲まれ、その身を委ねた。これから他人に被害が及ぶ前に対処できたのだ。結果としては上々だ。

＿＿＿しかし、殺意とは続かないものだ。その後を考えるべきだった。後に残された者を突き放すべきだった。地獄へと至る灼熱に飛び込み、手を握ってくれるような人を切り捨てられなかった。煤けた身体は燃え尽きていなかった。いや、正確には燃え尽きていたのだろうが、人としてのカタチを保っていたのだ。彼の身を焼いた炎は、その肉体を構成する為に再び勢いを増し、風に吹かれて消えていった。心地の良い風は、彼に2度目の生を与え、代わりに炎を攫って行ったのだった。